都落ち女子大生の日記

都内の大学に通うも体調不良により就職活動中断、1年の休学を決断、そして田舎へ帰るのであった。

結果が出始めるこの頃

休学開始からはや3ヶ月、もう11月になっちまっただ。

最近は生活も体調も精神も全てが安定していて、今までになく平穏な日々が続いている。

漢方も実は種類を変えて継続している。

弱っていた胃腸は回復してきたため「四君子湯」という種類はやめて、皮膚のブツブツなどを治すのに効く「十味排毒湯」という漢方を飲み出した。皮膚全般、アレルギーなどに良いらしい。名前からしていかにも毒素を排出してくれそうなエネルギーを感じるのでかなり期待している。

使って2週間くらい経ったけど、気になっていた首のぶつぶつ、ザラザラが徐々に減っている気がする。さすがに名前負けしていない効果だ。

だがしかしこいつもめちゃくちゃまずい。

やっと煎じるほうの漢方に慣れてきたと思ったら、こいつはまた違ったクセと苦さで襲いかかってくる。

私の中でのまずい漢方ランキング(暫定)はざっとこんなかんじだ。

1. 十味排毒湯(誰が飲んでもまずい)

2.辛夷清肺湯(2ヶ月飲んでやっと慣れた。罰ゲーム茶)

3.四君子湯(漢方界のオアシス。もはや甘い)

市販の漢方薬なんて漢方ではないのだよ。

何かの参考になれば嬉しいことこの上ない。

疾風院長「十味排毒湯のほうも粉末じゃなくて煎じるタイプにする??そっちのほうが効果高いんだよね〜〜。どうする??煎じる??」

と言われたが冷静にお断りした。毎日二つのコンロ、二つの鍋で違う漢方をぐつぐつと煮出すなんて、いよいよ魔女が誕生するのでやめておいた。匂いが充満するし、管理がめんどくさい。まだ漢方3ヶ月の新参者はダブル煎じのレベルには達していない。

そして、やはりいつ行っても薬局の院長と看護婦さんは優しくて癒される。

院長は忙しそうなのにわざわざ奥から出てきて声をかけてくれるのだ。

院長「最近調子はどうですか?」

「だいぶよくなってきました。首と顔はまだ少しかゆいですね。赤みもあります。あと生理前はとくに肌荒れがひどくなります」

院長「なるほど、それでしたら次回はそれを先生に伝えてみてください。ホルモンバランスを整える漢方もありますからね。そちらを試してみるのもいいと思いますよ。」

「わかりました。ありがとうございます!」

看護婦「漢方は慣れたみたいでよかったね。まだしばらくこっちにいるの?」

「はい〜。大学もこっちから通うのであと1年以上はこっちですね。」

看護婦「あら、それじゃあお母さんも安心ね!すごく心配なさってたもんね〜。近くにいたら安心よ〜」

「いやーそうですね、よくなってきてよかったです。 またよろしくお願いします。」

こんな感じのゆるさ。地元って常にこんな感じだから落ち着く。これからもここの薬局に通いたい。立地は悪いが人は良い。もし金が有り余るお金持ちになったらここの薬局を綺麗に改築して院長に長ズボンをプレゼントしたい。そして看護師さんには好きな色のナース服をプレゼントしたい。設備も新しくしてあげたい。それほどまでに謎の愛情を感じる。こんな薬局なかなか珍しい。

しかし疾風院長の診察は来るたびに雑になってるのが否めないので、他の病院もあたってみるかなぁとも思う。しかし漢方が効くのに1.2年なんて言われちゃったら疾風院長の元を安易に離れることもできない。ジレンマ…

でも万年冷え性、夏でも足先はオホーツク海だった私の体も徐々に熱が巡って来た。足の冷えを前より感じなくなったし手先もあたたかい。少しずつ変化が見えてきてうれしい。

自分でも、靴下を2〜4枚重ねで履いたり、筋トレをしたり、毎日8000歩目標でウォーキングしたりと気をつけているので相乗効果とも言えるかな。

そんでもって10月から始めたダイエットは、なんと1ヶ月で2キロ痩せた!今も痩せ続けている!今までこんなことは起きなかった!アンビリバボー!!

グルテンとか白い砂糖を極力摂らないようにしていたことで、かゆみを抑えるという第一の目的だけでなく、食欲や刺激物への欲を抑える効果も実感!!やったぜ!みんなポジティブ僧生活しよう!!

そのうきうきテンションの勢いで就活も初めてみた。

こちらはまだまだめんどくせ〜の域を出ないが、図書館から就活本を借りてきて読んで、地域のジョブステーションに行って、というように数ヶ月前では考えられないほどの進歩を遂げている。やっと私の精神も正常に戻ってきたようだ……まだ綱渡り状態だけど………

そんなこんなで私の生活は続いていく。

代わり映えはしないが着実に変化はおきている。

そんなもんだ。

自分の精神安定のために書いていたこのブログも、今日みたいな記事が増えればいいなぁと思う。やっと長い助走期間が終わったのか、それともまだ踏み込む直前なのかわからないけど、無理はせず、シンプルに、頑張っていこうではないか〜〜

(自分で書いていて気持ち悪くなるくらいポジティブ)

20181105