都落ち女子大生の日記

都内の大学に通うも体調不良により就職活動中断、1年の休学を決断、そして田舎へ帰るのであった。

3度目の通院リアルタイム中継



パソコンの調子が悪すぎるのと、

部屋のエアコンが故障したのと、

旅行などに行っていたのとで

めっきり更新が減っていました。


すんまへん!!!



ありがたいことに、ひまだひまだ!と言っていたら、じゃあ会おうぜと言ってくれる人がちらほら出現してくれて、いきなりラインで新潟行くしょ?ときたと思ったら、反論する間もなくなかば強引に旅行の日程が決まったりもして、少し忙しい日々を過ごしていた。



肌はまぁ相変わらずよくなったり悪くなったり。


でも驚いたことに、旅行に行って炎天下の中たくさん歩いて帰ってきた後には、顔の治安がよろしくなっていた。汗をかいたからなのか、さんさんと太陽を浴びたからか、楽しいなぁーと思ったからか、たくさんの美に触れたからか、、、まぁすべてだろうけども。それらがいい具合に作用して、旅行の最中はメイクまでできるコンディションとなっていた。内心めちゃくちゃうれしかった。同行した人にとってはどこが治療中やねん?と思われるほどだったと思う。なんて奇跡。

美味しいご飯も食べて、お水も美味しくて、久しぶりに夏も悪くねえなと思った。やはり家に閉じこもってるだけでは治療にはならないらしい。



ま、帰ってきたらすぐぶり返したけどね。




ということで、ただいま病院行きのバスを待っている。漢方薬をもらいに片道50分ほどか。しかし厄介なのは待ち時間だ。一時間に一本しかバスが来ないというのは田舎の基本中の基本である。実質移動時間50分、待ち時間一時間と言ったところか??もはや何も感じねえ。




首の治安は常にひどいもので見てられないくらいなのだが、前にもいった通りこいつは灼熱地獄を通らないと治ってくれない。それを通り過ぎると次は皮ツッパリ地獄が待っている。新しく生成された皮膚がつっぱって少し動かしただけでも痛い。肌がつっぱるという感覚がおわかりだろうか?それを過ぎると、古くなった皮膚がポロポロと落ちてくるフケ地獄が待っている。まぁこれはただただ皮膚が落ちていくだけなので、見た目の悪さだけで終わるのだが…



そんなこんなで昨日はツッパリ地獄があり、まったく寝られなかった。母もアトピーによって不眠が生じるというのには驚いたらしく、かわいそうに、つらいねえ、といった様子であった (父はとくに何も言わない)。






(バス来ないなぁ……)




だから私は徹夜明け、地獄明け、の炎天下バス待ちなう、なわけで。はっきり言って今すぐこのベンチで眠りたい。おじさんの膝枕でもいいから寝たい。それかおじさんからタクシー代がほしい。



前回は歩いて行ったけど今日はその元気もない。もちろんない。もう一回時刻表を確認しよう。






…………………ん?





9時台のバスが一本もない………?




WHY…………???





もはや一時間に一本もこない……???






………田舎をなめていた。まだまだ未熟者だった。Googleさんの情報では来るはずなのに…!やはりGoogleさんでも田舎には対応しきれないのか……




次のバスは30分後くらい、もういいや、いつまでも待ってられねえ。しかも今日は11時で受付が終わる。これは最終手段を使うしかない。




ということで早足で向かって乗り込んだのは、貴族の交通手段、TAXI !!!!!




気分は爽快!運転手さんありがとう!

徒歩3.40分歩いた距離がタクシーだとほんの5分で到着!せんきゅー、釣りはいらないわ、といいたいところだったが、わりときっちり払えてしまった。まぁいいだろう。貴族たるものお釣りさえも出さずに払いますよ!




というわけでただいま待合室にいる。

文明の利器は積極的に使うに限るな〜




今日はオール明けで朝から思考が停止していて、両親からの問いかけにも頷きの回数でしか返答できなかった。こいつはだめだ、と判断したのか途中からは話しかけてこなくなったので、もはや私は植物状態であった。


植物状態……もし体も動かせず、声も発せずに、それでも生きていくとしたら、目だけで意思疎通するしかないんだな、



いつか、ひらがなが書かれたボードを目で追ってメッセージを読み取りやりとりするのを見たことがあるが、もしそうなったとしたらどんな言葉を選ぶだろうと考える。ひいてはなんのために生きるんだろうと考えるだろうか。いくらオール明けだからといって声が出るなら声を出すべきだな……伝えたいことが伝わるうちに………反省………



と本当に全く意味のわからない思考回路で、め○ましテレビのくだらない占いを見ながら朝の自分の行動を反省したりした。やっぱ寝ないと人間だめになる。




(まだ呼ばれない………)





肌と体調のコンディションが悪く行けなかったサークルの夏合宿に想いを馳せる。

四年最期の夏、最後の合宿、千葉の辺鄙な街の安宿で行われるお化け屋敷や宴会。バーベキューや花火。一年に一度リア充みたいなことをしまくる三日間であるが、今回はタイミング悪く行けなかった。(行く気があったかと言われたら、正直そんなになかったが)



まぁ最後だし友達に会えるし行く気ではいたので、合宿用のグループラインに入っていた。しかし、人に見せられる有様ではなくなったのでドタキャンという運びとなった。


アルバムには楽しそうな写真が各方面から投稿される。道中の車内での自撮り。途中のPAでアイスを食べる様子。宿でわけもなくはしゃいでいる様子。水着姿ではしゃぐボーイズアンドガールズ。




私は何を見せられているのか……?グループなんて入るんじゃなかった…… 行けなかったのは自分のせいだが、こうやって分単位で増えていく写真を見ているだけで胸糞が悪くなってくるのはただの嫉妬か?それとものやつらの馬鹿っぽいはしゃぎようにか?いつもは陰キャラのくせに夏になるとみんな陽キャラぶりやがって……



そんな鬱々とした思いを抱えていたら、「ごめん、合宿行けなくなった」と送っていた後輩から返信が来たので続けて返した。



「合宿ライン抜けるわ」

「え?このタイミングで?」

「みんなたのしそう、つらみ」

「いや、いうほど楽しくないっすよ」

「またまたまたまた」

「 別に抜ける必要ないですよ」

「いや、相手おるやつが何をいうか!さようならですわ!楽しんでおくれ」



というメッセージを残しすぱっと退会してやった。今思うとすごく先輩らしからぬ大人気ない会話だった。みんなたぶん退会に気づいていないし、後輩からの返信も一切来なくなり、インスタやツイッターには楽しそうな写真が続々と。なんだこれは、はさみうちか!!リア充のはさみうちか?!!リア充対決か!そうか!私は審判でもすればええんやな?!ピーーーッそこのリア充退場!!!




漢方を30分煎じ続ける動画でもあげてやろうかと思ったけど、ふと冷静になった

なにをそこまで熱くなっているのか…そこまで気にすることじゃなくね…?暑さにやられてたわこれは……と思いとどまった。みんな楽しくてよかろう。それでこそ夏だ。きらめくせいしゅんの夏。波の中に私の顔が心霊写真の如く写っていればいい。




ということで、まだ呼ばれない。

お腹が痛くなってきたぞ、どうする院長。



お、呼ばれた。診察室へGo。

相変わらず院長さんは忙しそう。


ここは基本的に看護師さんに諸々を伝えて、院長さんが最終的なGoサインを出すという流れなので、ちらっと確認して終了した。

診察とは、という感じ。



まぁええか、漢方を飲むことが大事だ。




続いては薬局さんへ。相変わらず遠いよ…

つらつら歩いて到着。ウーマンの制服の色が変わっている。明るいパープル。夏仕様?かわいい。



二人できりもりするのは大変だろう。もはや夫婦のような貫禄を感じる。今回は塗り薬も含めてたくさんの薬をいただいた。いつもお世話になってます、



ということでただいま駅までの道を歩いている。結局は徒歩。バスを待つ時間に少しでも駅に近づいていたい。なぞのせっかち信念である。



しかし暑い…タクシーのお金はためらいもなく出すのにバス代はケチる……理屈の通っていない貧乏性……


汗ダラダラである。お腹すいたしお腹痛い。もうなんだこれ、



駅に着いたら思いっきり禁止されている食べ物を食べてやる。エスニックな、全部カタカナの食べ物を食べてやる。ガパオライス!!!

そうして気が済んだら家に帰って寝る。なんて最高の夏、オール明けの一日だろうか。まったく!!!!!





20180822